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フリーアナウンサー・清水健さんをお迎えし特別講演会を実施しました

2021年9月21日にフリーアナウンサーの清水健さんをお迎えし、特別講演会を実施しました。

緊急事態宣言下でしたが、特別講演委員を中心に何とか開催できる方法はないかと、何度も検討を重ねた結果、あいこうか市民ホールをお借りし厳重な感染対策を講じたうえで、実現することができました。

清水さんご家族が経験したこと・経験してしまったこと、医療者への思いを率直にお話しいただきました。この日、この場で時間を共有した全員が、自分にはどんな看護ができるだろうと考えたと思います。心揺さぶられる講演となりました。


以下は学生の感想です。


21期生(1年生) Kさん

今回、清水健さんの講演を聞いて、改めて看護師になりたいと強く思うようになりました。

 医療の現場では、命の選択や治療、告知など様々な決断をしないといけない時があります。しかし、どれも正解は無いので悩み苦しむのだと思いました。また、看護師だから泣いてはいけない、とか、感情移入してはいけない、などはないと分かりました。私は、患者さんやご家族が答えを出せない時、答えを出せた時、いつどんな選択をされても、それに向かって全力で支え、心のこもったケアが出来るようになりたいです。家族を含めた対象の一番近い存在として、病気のケアはもちろんの事、精神面もきちんと支えていける看護師になりたいと思いました。

20期生(2年生) Nさん

今回の講演で、患者さんとご家族との関わりや看護について考える時間を頂けました。清水さんは、奥様のご病気が判明した時、周囲の方々から「病状を伝えたらビデオレターとかを残せるかもしれない」と言われたそうです。しかし、お子さんが誕生したばかりなのに余命があと数日と宣告されたら彼女はどうなるのだろうか、そのことに縛られて残りの時間を生きてほしくない、と考えられたそうです。清水さんは奥さんを一番に考え大切にされて、とても強い方だと思いました。

 私の母も出産を機に生死にかかわる病気をしてしまいました。笑顔でいよう励まそうと思いお見舞いに行きましたが、点滴などがたくさん繋がれている状態の母を見て涙が溢れてしまいました。私はこの経験から看護師を目指すようになりました。答えのない状況の中で奥様を支え続けた清水さんのように、私も家族を支えられる人になりたいと思いました。

 そして、患者さんはもちろんご家族にも寄り添える看護師になるために、時間を大切にし、学習に取り組んでいきたいです。貴重なお時間とお話をいただき本当にありがとうございました。

19期生(3年生) Tさん

 今回の特別講演は、改めて看護について考えるきっかけとなりました。私は、現在3年生となり日々実習に励んでいます。いろいろな患者さんと関わる中で壁にぶつかり上手くいかないことも…。しかし、逆に患者さんの力に私自身が救われることが何度もあります。そのような中でうかがった今回の講演は私の心に深く突き刺さりました。

 奈緒さん、清水さん、清水さんご家族を支えるすべての方々、皆さんの苦悩や葛藤、受け入れがたい現実、待ち受けている未来、限られた時間、どれを考えてみても計り知れない思いがあったと思います。その中で私たち看護師にできること…今考えてもとても難しいです。でも、何もしなくてもただそばにいるだけでもいいのかもしれないと思いました。しかし、こればかりはこの先も答えの出ない問いなのだと思います。

  私は、力強くも優しく息子さんを抱き写真に写るママ奈緒さんの笑顔と、「皆さん素敵な看護師さんになってください。」と言ってくださった清水さんの思いの詰まったお言葉を忘れません。そして、患者さんに安心してもらえる看護を提供し、患者さんの『生きたい』という強い気持ちを支え、寄り添い、一緒に『生きる』ことを考えられる看護師になりたいと思っています。

清水さん
講演
質疑応答
全員集合
特別講演委員

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甲賀看護専門学校教務部門