おもしろ学校紹介
言葉で看護を描く
看護への思い・患者さんへの想いを言葉にしよう
21期生(2年生)が基礎看護学実習Ⅱ(11月9日~11月22日)を終えて一句詠みました。
どれも秀作揃いでした。その中からいくつか紹介します。
作:Kさん
四六時中 頭の中には 患者さん
実習中は、家に帰っても実習記録や計画立案など、患者さんのことをたくさん考えました。
作:Uさん
言葉では 伝わらない思い 手で感じ
認知症で意思疎通の難しい患者さんを担当させて頂きました。言葉でのコミュニケーションが難しく、ケアを通して関わっていきました。最終日に手を握って下さり、「ありがとう」と言って頂いたことが印象的でした。
作:Iさん
ありがとう 言われて思う こちらこそ
患者さんが私のすること一つ一つに「ありがとう」と言ってくださった。援助させて頂いているので、患者さんに「こちらこそありがとうございます」という思いでいっぱいでした。
作:Tさん
五感でね 知ろうとしたら わかったよ
構音障害のある患者さんの言葉が最初は聞き取れませんでした。五感を使って知ろうとしたら、いつの間にか患者さんの想いなどがわかるようになってきました。
作:Kさん
リハビリで 後ろ姿に おもいのせ
リハビリで患者さんが一生懸命頑張っている姿を見て、“頑張って欲しい”という私の思いと患者さんの“歩きたい”という思いを背負っているように見えました。一歩一歩あるく姿が重そうに見えて、たくさんの思いをのせているようでした。