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カリキュラム
人と暮らしを中心に考えた看護実践力を養うカリキュラム
本校のカリキュラムは、期待される卒業生像に向かうために、段階的かつ反復的な学修となるよう科目を設定しています。
カリキュラムの構造図（甲看モデル）
カリキュラムの基盤となるのは、教育理念、期待される卒業生像、また豊かな感性の育成に必要な教科外活動です。基礎分野科目により看護専門職としての教養を身に付けることでより堅固なものとなるよう表現しています。期待される卒業生像を中心軸として専門基礎分野、専門分野の各領域につながるよう基礎看護学を、さらに人と暮らしを中心に地域を取り巻いて看護する力をそれぞれの領域として表現しています。精神看護学は人の身体だけでなく心を理解し看護することはどの領域にも共通するものであるため、各領域の看護の土台としています。看護の統合と実践は、看護の場の拡大を意識して医療と療養をつなぐ看護を学び、さらに、各領域の学びを活用し実践につなげるため、領域を横断する形で表現しています。今後、複雑な対象への多様な看護実践がますます求められるため、基礎の段階から臨床判断を学べるよう、中心軸を取り巻き、各分野への成長発達をらせん状に表現しています。
卒業時に取得できる資格および称号
- 看護師国家試験受験資格
- 大学3年次編入学試験受験資格
- 保健師養成所入学試験受験資格
- 助産師養成所入学試験受験資格
- 専門士（医療専門課程）称号
シラバス
本校の科目は、「基礎分野」「専門基礎分野」「専門分野」で構成しています。
基礎分野シラバス
「基礎分野」は看護を学ぶための資質を養うとともに学習者自身の人間としての教養を身に付けます。コミュニケーションや人間関係の基本を学ぶ科目や、地域の特性や文化に関する科目など幅広く学びます。
専門基礎分野シラバス
「専門基礎分野」は看護学の基礎としての関連分野の諸理論を学び、さらに臨床に活用できるよう系統立てて理解を深めます。また、健康障害のある人だけではなく様々な生活上の問題を抱える人々について理解を深め、福祉の理念に基づいて保健医療のあり方、ひいては看護のあり方を広い視野に立って展望するための基礎づくりをねらいとしています。
専門分野シラバス
「専門分野」は看護実践の土台として、あらゆる場でさまざまな状況にある対象への看護を学びます。人と暮らしを中心に考えながら、安心・安全な看護実践力を身に付けます。演習やシミュレーションにより、実践的な学びができるような科目を設定しています。
