チューリップ通信
母性看護学特論 保健指導
保健指導を行いました!
2年生の授業風景を紹介します。
性と生殖に関する看護を学ぶ母性看護学では、あらゆる年代の対象に向けた保健指導を計画しクラスで実施しています。
幼稚園の年中児を対象に性加害などから自分の身を守るために「プライベートゾーンのお話」、小学校3年生を対象に月経を楽しみにしてもらう「月経のしくみや生理用品の使い方のお話」、思春期の子どもたちへ対等な関係での交際をしてもらえるよう「NOと言える交際のお話」など、計8つのグループに分かれて行いました。
それぞれのグループが前に立って話し出すと、あとのクラスメイトはその年代の対象になりきって反応を返します。紙芝居を使ったり、ある場面を演じるお芝居があったり、パワーポイントなどの映像媒体を用いたりと様々な工夫がありました。
月経のしくみの紙芝居
生理用ナプキンの使い方について実演
老年期の方々へのお話
グループワークで調べたことについての発表は入学後何度も経験していますが、対象を想定して保健指導をするには対象に応じて専門用語を避けたり、相互交流が生まれるように意図的に関わったりする必要があります。それらも試行錯誤して取り組みました。そして、1つのグループの保健指導が終わると、質疑応答や講評を行いました。講評では単に「よかったです」ではなく、どのような意味でよかったのか、また助言するとすればという意見も述べてもらい、全員で学びを共有することができました。